2017年1月より地震保険値上げ

ニュースより抜粋のお知らせです。

 

 地震保険の保険料の値上げが2017年1月がつに再び値上げとなります。前回の値上げは2014年7月でしたが、保険料算出機構が昨年2015年9月に金融庁に地震保険改定の届け出をだしており、ほぼ来年1月以降順次保険料の値上げとなりそうです。

 来年の改定には

1.地震保険料の改定(都道府県ごとに異なり安くなる地域もあるが全体で5%近く上昇)

2.損害区分の細分化(3区分から4区分へ)

3.都道府県ごとの等地区分の改定

 

2.の3区分から4区分への改定につきましては、震保険の損害区分は、全損(100%)・半損(50%)・一部損(5%)の3区分です。これが全損(100%)・大半損(60%)・小半損(30%)・一部損(5%)の4区分に改定される見込みです。被災時の保険金支払い割合は図の通りですが、これまで半損と一部損の保険金の支払い割合に10倍(50%と5%)の開きがありました。

半損に認定されるか否かで支払われる保険金が10倍違いましたので、半損に近い損害で一部損の認定を受けた場合に多少、不公平感もありました。半損以下の損害区分が細分化されることでこれが緩和されますが、私の意見としては今まで半損のケースもほとんどが小半損になり50%→30%の受け取りになる可能性が高いのではないかと予想しております。

 実際の所は地震保険の改悪ですのでファイナンシャルプランナーの意見としては今年中に最大の5年契約をしておく方が得になる地域が多くなります。(1部安くなる地域もあると思われますので注意が必要)