介護保険が改正④

  介護保険改正点、介護保険サービスを利用するには年収にかかわらず1割負担でしたが、2015年8月から一定の所得がある人(年金収入が280万円以上)などは自己負担額が現在の2割負担に変更となります。

 1割から2割負担になるということは実質負担金額が2倍となるので利用者も自然と利用を控えるかもしれません。

 

 改正点で唯一良くなる点は所得が低い人は介護保険料が安くなる点です。介護保険料は自治体によって異なりますが、月5000円前後のところが多いです。所得が低い人は段階的に保険料が軽減される仕組みですが、この軽減率が2015年4月より拡充されます。

 この改正が惟一負担軽減となるものですが、軽減の対象となる人は世帯全員の住民税が非課税か、本人が非課税である人となっています。

 

 老人ホームの金額は、目安として月30万円くらいかかると思っていた方がいいでしょう。入所の際にまとまった資金がいるところもありますので、老後資金を徐々に貯めていくことが必要です。