収入の壁

 ニュースなどで取り沙汰されている「収入の壁」には大きく分けて、2つあります。

  1、年収103万円の壁

  2、年収130万円の壁

 

 年収103万円の壁は、配偶者控除の壁です。例えば妻の年収が103万円以下の場合、所得税で38万円、住民税で33万円が控除されます。控除とは、課税対象となる所得からそれらの金額を差し引くことで、欠家として税負担が軽くなります。

 

 年収130満円の壁は、年金の保険料をめ援助してもらえるかどうかの壁です。厚生年金や共済年金に加入しているサラリーマンら「第2合被保険者」の配偶者は、年収130万円未満なら「第3号被保険者」となり、保険料を払わなくても国民年金をもらえます。これらの収入の壁が働く意欲をそぐとして、政府は見直しの為の議論を勧めています。

 

 たしかにこの壁は大きく私自身も学生時代にアルバイトをする時、103万円で調整した記憶があります。しかし壁をなくすことによって国は税金を多くとり、結果として夫婦共働きになることにより子供たちが被害者となるのではと私は危惧します。

 少子高齢化を支えるのは子供を多く育てることなので政府の見直し案は、子供のこともよく考え、例えば18歳や20歳未満の子供がいる場合と、子供がいない場合などで政策を出すべきではないでしょうか?